16:るふれちゃんねる
ファたそはFEHに登場して以来、ちょうちょを追ったりお花を見つけたりする享楽的な日々を送っていた。
エクラは内心呆れたものの、ファたそが「諌める者はぼぼーする」と宣言した為、見守る事しか出来ない。
半年が過ぎた頃、チキがやってきて謎をかけをした。
「半年の間、飛びもせず鳴きもしない竜がいます。その名は何でしょうか?」ファたそは
「その竜が飛べば天へ届き、鳴けば人々は驚くだろう。言いたい事はわかっている」と答えて下がらせた。
その後、ノノがやってきてファたその行状を諌め、「ロリマムの未来の為にぼぼーされるなら本望です」
と言った。ファたそはにっこり笑って暗愚のふりを止め、以後チキらと共に飛空城を席巻する。
全ては信頼に足るおともだちを見分ける為の策であった。
これが(機を待って)何もしない事を「鳴かず飛ばず」と言う語源である。
エクラは内心呆れたものの、ファたそが「諌める者はぼぼーする」と宣言した為、見守る事しか出来ない。
半年が過ぎた頃、チキがやってきて謎をかけをした。
「半年の間、飛びもせず鳴きもしない竜がいます。その名は何でしょうか?」ファたそは
「その竜が飛べば天へ届き、鳴けば人々は驚くだろう。言いたい事はわかっている」と答えて下がらせた。
その後、ノノがやってきてファたその行状を諌め、「ロリマムの未来の為にぼぼーされるなら本望です」
と言った。ファたそはにっこり笑って暗愚のふりを止め、以後チキらと共に飛空城を席巻する。
全ては信頼に足るおともだちを見分ける為の策であった。
これが(機を待って)何もしない事を「鳴かず飛ばず」と言う語源である。
19:るふれちゃんねる
「何をしていた。云え。云わぬと、これだぞよ。」
ファたそは、サナキをつき放すと、いきなり、太刀の鞘を払って、白い鋼の色をその眼の前へつきつけた。けれども、サナキは黙っている。
・・・・・・
その時、その喉から、鴉の啼くような声が、喘ぎ喘ぎ、ファたその耳へ伝わって来た。
「この髪を抜いてな、この髪を抜いてな、鬘かつらにしようと思うたのじゃ。」
ファたそは、サナキの答が存外、平凡なのに失望した。そうして失望すると同時に、また前の憎悪が、冷やかな侮蔑と一しょに、心の中へはいって来た。
ファたそは、サナキをつき放すと、いきなり、太刀の鞘を払って、白い鋼の色をその眼の前へつきつけた。けれども、サナキは黙っている。
・・・・・・
その時、その喉から、鴉の啼くような声が、喘ぎ喘ぎ、ファたその耳へ伝わって来た。
「この髪を抜いてな、この髪を抜いてな、鬘かつらにしようと思うたのじゃ。」
ファたそは、サナキの答が存外、平凡なのに失望した。そうして失望すると同時に、また前の憎悪が、冷やかな侮蔑と一しょに、心の中へはいって来た。
26:るふれちゃんねる
近所で川遊びをしていたファたそは転んだ拍子にポケットに入れていた焼き菓子を落としてしまった。
一時は食べることも考えたが、少し泥で汚れていたし、また焼き菓子はニノがたくさん作ってくれるため、思い切って川に捨ててしまった。
川に流され海に辿り着いた焼き菓子は現在エレブ大陸と呼ばれている。
一時は食べることも考えたが、少し泥で汚れていたし、また焼き菓子はニノがたくさん作ってくれるため、思い切って川に捨ててしまった。
川に流され海に辿り着いた焼き菓子は現在エレブ大陸と呼ばれている。
35:るふれちゃんねる
ファたそは激怒した。
必ず、かの 邪智暴虐のスライムを除かなければならぬと決意した。
ファたそには竜特攻がわからぬ。
ファたそは、エレブのマムクートである。口笛を吹き、ちょうちょと遊んで暮して来た。
けれども色相性に対しては、人一倍に敏感であった。
必ず、かの 邪智暴虐のスライムを除かなければならぬと決意した。
ファたそには竜特攻がわからぬ。
ファたそは、エレブのマムクートである。口笛を吹き、ちょうちょと遊んで暮して来た。
けれども色相性に対しては、人一倍に敏感であった。
38:るふれちゃんねる
著名な国語現代文のFEH文学シリーズは出尽くしたか
ごんぎつねメロス山月記こころ羅生門
ごんぎつねメロス山月記こころ羅生門
64:るふれちゃんねる
>>38
大宰とか悲しくなりそう
坑夫や草木搭あたりを期待したい
大宰とか悲しくなりそう
坑夫や草木搭あたりを期待したい
39:るふれちゃんねる
センター試験現代文で奇行に走るファたそ~
40:るふれちゃんねる
恥の多い人生を送ってきました
──レオン
──レオン
50:るふれちゃんねる
我輩はファである
竜石はもうない
竜石はもうない
引用元:http://egg.5ch.net/test/read.cgi/applism/1555758382/
管理人より
元ネタは走れメロスという太宰治の短編小説です。
メロスは激怒した。必ず、かの
「王様は、人を殺します。」
「なぜ殺すのだ。」
「悪心を抱いている、というのですが、誰もそんな、悪心を持っては居りませぬ。」
「たくさんの人を殺したのか。」
「はい、はじめは王様の妹婿さまを。それから、御自身のお
「おどろいた。国王は乱心か。」
「いいえ、乱心ではございませぬ。人を、信ずる事が出来ぬ、というのです。このごろは、臣下の心をも、お疑いになり、少しく派手な暮しをしている者には、人質ひとりずつ差し出すことを命じて居ります。御命令を拒めば十字架にかけられて、殺されます。きょうは、六人殺されました。」
聞いて、メロスは激怒した。「
メロスは、単純な男であった。買い物を、背負ったままで、のそのそ王城にはいって行った。たちまち彼は、
「この短刀で何をするつもりであったか。言え!」暴君ディオニスは静かに、けれども威厳を
「市を暴君の手から救うのだ。」とメロスは悪びれずに答えた。
「おまえがか?」王は、
「言うな!」とメロスは、いきり立って
「疑うのが、正当の心構えなのだと、わしに教えてくれたのは、おまえたちだ。人の心は、あてにならない。人間は、もともと私慾のかたまりさ。信じては、ならぬ。」暴君は落着いて
「なんの為の平和だ。自分の地位を守る為か。」こんどはメロスが嘲笑した。「罪の無い人を殺して、何が平和だ。」
「だまれ、
「ああ、王は
「ばかな。」と暴君は、
「そうです。帰って来るのです。」メロスは必死で言い張った。「私は約束を守ります。私を、三日間だけ許して下さい。妹が、私の帰りを待っているのだ。そんなに私を信じられないならば、よろしい、この市にセリヌンティウスという石工がいます。私の無二の友人だ。あれを、人質としてここに置いて行こう。私が逃げてしまって、三日目の日暮まで、ここに帰って来なかったら、あの友人を絞め殺して下さい。たのむ、そうして下さい。」
それを聞いて王は、残虐な気持で、そっと
「願いを、聞いた。その身代りを呼ぶがよい。三日目には日没までに帰って来い。おくれたら、その身代りを、きっと殺すぞ。ちょっとおくれて来るがいい。おまえの罪は、永遠にゆるしてやろうぞ。」
「なに、何をおっしゃる。」
「はは。いのちが大事だったら、おくれて来い。おまえの心は、わかっているぞ。」
メロスは口惜しく、
竹馬の友、セリヌンティウスは、深夜、王城に召された。暴君ディオニスの面前で、
メロスはその夜、一睡もせず十里の路を急ぎに急いで、村へ到着したのは、
「なんでも無い。」メロスは無理に笑おうと努めた。「市に用事を残して来た。またすぐ市に行かなければならぬ。あす、おまえの結婚式を挙げる。早いほうがよかろう。」
妹は頬をあからめた。
「うれしいか。
メロスは、また、よろよろと歩き出し、家へ帰って神々の祭壇を飾り、祝宴の席を調え、間もなく床に倒れ伏し、呼吸もせぬくらいの深い眠りに落ちてしまった。
眼が覚めたのは夜だった。メロスは起きてすぐ、花婿の家を訪れた。そうして、少し事情があるから、結婚式を明日にしてくれ、と頼んだ。婿の牧人は驚き、それはいけない、こちらには未だ何の仕度も出来ていない、
「おめでとう。私は疲れてしまったから、ちょっとご免こうむって眠りたい。眼が覚めたら、すぐに市に出かける。大切な用事があるのだ。私がいなくても、もうおまえには優しい亭主があるのだから、決して寂しい事は無い。おまえの兄の、一ばんきらいなものは、人を疑う事と、それから、嘘をつく事だ。おまえも、それは、知っているね。亭主との間に、どんな秘密でも作ってはならぬ。おまえに言いたいのは、それだけだ。おまえの兄は、たぶん偉い男なのだから、おまえもその誇りを持っていろ。」
花嫁は、夢見心地で
「仕度の無いのはお互さまさ。私の家にも、宝といっては、妹と羊だけだ。他には、何も無い。全部あげよう。もう一つ、メロスの弟になったことを誇ってくれ。」
花婿は
眼が覚めたのは翌る日の薄明の頃である。メロスは跳ね起き、南無三、寝過したか、いや、まだまだ大丈夫、これからすぐに出発すれば、約束の刻限までには十分間に合う。きょうは是非とも、あの王に、人の信実の存するところを見せてやろう。そうして笑って磔の台に上ってやる。メロスは、悠々と身仕度をはじめた。雨も、いくぶん小降りになっている様子である。身仕度は出来た。さて、メロスは、ぶるんと両腕を大きく振って、雨中、矢の如く走り出た。
私は、今宵、殺される。殺される為に走るのだ。身代りの友を救う為に走るのだ。王の
濁流は、メロスの叫びをせせら笑う如く、ますます激しく躍り狂う。浪は浪を呑み、捲き、
「待て。」
「何をするのだ。私は陽の沈まぬうちに王城へ行かなければならぬ。放せ。」
「どっこい放さぬ。持ちもの全部を置いて行け。」
「私にはいのちの他には何も無い。その、たった一つの命も、これから王にくれてやるのだ。」
「その、いのちが欲しいのだ。」
「さては、王の命令で、ここで私を待ち伏せしていたのだな。」
山賊たちは、ものも言わず一斉に
「気の毒だが正義のためだ!」と猛然一撃、たちまち、三人を殴り倒し、残る者のひるむ
ふと耳に、
私は信頼されている。私は信頼されている。先刻の、あの悪魔の囁きは、あれは夢だ。悪い夢だ。忘れてしまえ。五臓が疲れているときは、ふいとあんな悪い夢を見るものだ。メロス、おまえの恥ではない。やはり、おまえは真の勇者だ。再び立って走れるようになったではないか。ありがたい! 私は、正義の士として死ぬ事が出来るぞ。ああ、陽が沈む。ずんずん沈む。待ってくれ、ゼウスよ。私は生れた時から正直な男であった。正直な男のままにして死なせて下さい。
路行く人を押しのけ、
「ああ、メロス様。」うめくような声が、風と共に聞えた。
「誰だ。」メロスは走りながら尋ねた。
「フィロストラトスでございます。貴方のお友達セリヌンティウス様の弟子でございます。」その若い石工も、メロスの後について走りながら叫んだ。「もう、駄目でございます。むだでございます。走るのは、やめて下さい。もう、あの
「いや、まだ陽は沈まぬ。」
「ちょうど今、あの方が死刑になるところです。ああ、あなたは遅かった。おうらみ申します。ほんの少し、もうちょっとでも、早かったなら!」
「いや、まだ陽は沈まぬ。」メロスは胸の張り裂ける思いで、赤く大きい夕陽ばかりを見つめていた。走るより他は無い。
「やめて下さい。走るのは、やめて下さい。いまはご自分のお命が大事です。あの方は、あなたを信じて居りました。刑場に引き出されても、平気でいました。王様が、さんざんあの方をからかっても、メロスは来ます、とだけ答え、強い信念を持ちつづけている様子でございました。」
「それだから、走るのだ。信じられているから走るのだ。間に合う、間に合わぬは問題でないのだ。人の命も問題でないのだ。私は、なんだか、もっと恐ろしく大きいものの為に走っているのだ。ついて来い! フィロストラトス。」
「ああ、あなたは気が狂ったか。それでは、うんと走るがいい。ひょっとしたら、間に合わぬものでもない。走るがいい。」
言うにや及ぶ。まだ陽は沈まぬ。最後の死力を尽して、メロスは走った。メロスの頭は、からっぽだ。何一つ考えていない。ただ、わけのわからぬ大きな力にひきずられて走った。陽は、ゆらゆら地平線に没し、まさに最後の一片の残光も、消えようとした時、メロスは疾風の如く刑場に突入した。間に合った。
「待て。その人を殺してはならぬ。メロスが帰って来た。約束のとおり、いま、帰って来た。」と大声で刑場の群衆にむかって叫んだつもりであったが、
「私だ、刑吏! 殺されるのは、私だ。メロスだ。彼を人質にした私は、ここにいる!」と、かすれた声で精一ぱいに叫びながら、ついに磔台に昇り、釣り上げられてゆく友の両足に、
「セリヌンティウス。」メロスは眼に涙を浮べて言った。「私を殴れ。ちから一ぱいに頬を殴れ。私は、途中で一度、悪い夢を見た。君が
セリヌンティウスは、すべてを察した様子で
「メロス、私を殴れ。同じくらい音高く私の頬を殴れ。私はこの三日の間、たった一度だけ、ちらと君を疑った。生れて、はじめて君を疑った。君が私を殴ってくれなければ、私は君と抱擁できない。」
メロスは腕に
「ありがとう、友よ。」二人同時に言い、ひしと抱き合い、それから嬉し泣きにおいおい声を放って泣いた。
群衆の中からも、
「おまえらの望みは
どっと群衆の間に、歓声が起った。
「万歳、王様万歳。」
ひとりの少女が、
「メロス、君は、まっぱだかじゃないか。早くそのマントを着るがいい。この可愛い娘さんは、メロスの裸体を、皆に見られるのが、たまらなく口惜しいのだ。」
勇者は、ひどく赤面した。
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コメント
コメント一覧
管理人はきらい
読んだのかよ!
俺も読んだよ!
王様メロスと竹馬の友の友情見て(ウホ。ってなったのに処刑したの?
そういう約束やし
王城に刃物持って侵入した犯罪者やぞ
あっ…(察し
ってなる
これ考えたやつ、よく考えたら天才やん
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